スクエニ劇的収益構造変化は期待できない

2014/01/28
12:29

大幅に続伸し、前日比181円高の2762円まで買われた。連日で昨年来高値を更新している。23日にスマートフォン（スマホ）向けに配信を始めた新作ゲーム「ドラゴンクエストモンスターズ　スーパーライト」の順調な滑り出しが伝わったことで、個人など短期マネーを中心に買いが続いている。ただ、前日まで２日連続で制限値幅の上限（ストップ高）まで上昇し、株価は約５割も上昇していたため、短期的な過熱感を警戒した売りも出始めており、株価は急速に伸び悩んで小幅ながら下げに転じる場面もあった。

今回の「モンスターズ」は一定のファンを持つものの、あくまでも人気シリーズ「ドラゴンクエスト」に関連したゲームであり、本編ではない。株式市場では「『ドラクエ』や『ファイナルファンタジー』の本編が大ヒットとなっても、ここまでは急伸しないだろう」（国内証券のストラテジスト）との声が出ていた。スマホ向けゲームのヒットはスクエニＨＤにとって、新たな収益源としての寄与こそ期待できるものの、スマホ向けゲームを専業とする企業と異なり「従来のゲームソフトなど他の事業のウエートも大きいため、収益構造が劇的に変化することも考えにくい」（同）といい、足元の株価は過剰反応の面も大きいとみられる。

割高感強いけどストプ行きそうやね。

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