フシジンレオとゲンタシンの違い
- 2016/09/09
- 23:36
どっちも軟膏で抗生物質。まあゲンタシンが主流だが
フシジンレオにも特長があるようだ。
フシジンレオ:ブドウ球菌を中心とするグラム陽性菌
ゲンタシン:ゲンタマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、
大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、
モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌
フシジンレオはフシジン酸ナトリウムが有効成分であり、
細菌のリボソームにおいてタンパク合成を妨げることで
細菌増殖を抑制する。
リボソームを標的とする抗生物質はクラリスロマイシンなどの
マクロライド系であるが構造的にはマクロライド系ではない。
構造中にステロイド骨格を有しているためか、
他の抗菌薬との交差耐性をほとんど認めないらしい。
とびひ(伝染性膿痂疹)の原因は黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などのグラム陽性菌なので
よく使われるようだ。これらは既にゲンタマイシンに耐性があったりするので
なおのことフシジンレオが有効ということになる。
地味なフシジンレオにも特長があるものだ。
フシジンレオにも特長があるようだ。
フシジンレオ:ブドウ球菌を中心とするグラム陽性菌
ゲンタシン:ゲンタマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属(肺炎球菌を除く)、
大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、
モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌
フシジンレオはフシジン酸ナトリウムが有効成分であり、
細菌のリボソームにおいてタンパク合成を妨げることで
細菌増殖を抑制する。
リボソームを標的とする抗生物質はクラリスロマイシンなどの
マクロライド系であるが構造的にはマクロライド系ではない。
構造中にステロイド骨格を有しているためか、
他の抗菌薬との交差耐性をほとんど認めないらしい。
とびひ(伝染性膿痂疹)の原因は黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などのグラム陽性菌なので
よく使われるようだ。これらは既にゲンタマイシンに耐性があったりするので
なおのことフシジンレオが有効ということになる。
地味なフシジンレオにも特長があるものだ。
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