ヒーローウォーズ攻略投資透析情報局

左心室が収縮すると送り出された血液のうち、
およそ60％は大動脈に保持され、
残り40％が手足などの末梢に送られる。
左心室が拡張するタイミングでは
大動脈に保持されていた血液が末梢に送られる。

このような保持された血液がタイミングにより
移動することで血圧を維持するしくみを
大動脈のふいご機能という。

動脈硬化や加齢により保持能力が弱くなると
例えば30％しか保持できないなら
70％が収縮期に末梢に送られてしまい、
収縮期血圧は高く、拡張期は低くなってしまう。

拡張期の低血圧は即ち脳への血流不足に
直結するので意識障害のリスクは上がる。

収縮期血圧と拡張期血圧の差を
脈圧といい、高齢者ほど
脈圧は大きくなり血管リスクは
増すことになる。

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