デザレックスとビラノアの違い、メリットとデメリットを比較ンゴ - ヒーローウォーズ攻略投資透析情報局

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    デザレックスとビラノアの違い、メリットとデメリットを比較ンゴ

    新生代抗ヒスタミン薬デザレックスとビラノアが
    間もなく発売から1年が経過し、長期投与が可能となる見込み。

    そこでデザレックスとビラノアについて比較してみた。

    どちらも1日1回1錠、眠気が出にくいという特長は共通している。
    作用時間は長くアレルギー性鼻炎、掻痒感に対する効果も高い。
    ビラノアはフェキソフェナジン(アレグラ)と非劣性とのこと。
    あれ?そんなに強くないんじゃね?ただし鼻症状(くしゃみ、鼻水)での比較だが。

    ビラノアは空腹時投与が必要だがデザレックスは特に指定なし。

    デザレックスは成分名がデスロラタジン、デス様ww
    冥府の王ですか?名前が不穏である。
    クラリチンことロラタジンの活性代謝物。
    クラリチンも眠くならず1日1回でいい薬だったが
    効果もいまいちではあった。

    現状ザイザル、アレロックあたりが効果としてはトップクラス。
    ただしザイザルは腎障害不可、アレロックも減量が必要。
    アレロックはそれなりに眠気も強い。

    デザレックスとビラノアは新薬ということもあり、
    ザイザル、アレロックに並ぶトップクラスに入るようだ。
    その中で眠気が控えめなのがザイザル、デザレックス、ビラノアの3つ。

    デザレックスは肝障害腎障害ともにAUC上昇あり。
    ビラノアは腎障害でAUC上昇あり。

    どちらもエリスロマイシンで血中濃度が上昇するらしいが
    エリスロマイシン自体がマイナーになってるので
    あまり気にしなくていい。
    ビラノアは加えてジルチアゼムに影響される。
    P糖タンパクによるものらしい。

    コスト面ではどうか。
    デザレックスは1錠69.4円。
    ビラノアは1錠79.7円。
    コストではデザレックスに軍配が上がる。

    ビラノアの空腹時投与については就寝前服用でクリアできるが
    寝る前に薬を飲むことについて抵抗のある人はいそうだ。
    ジルチアゼム、エリスロマイシンともに利用者は少なそうではある。
    腎障害ではどちらも注意が必要。

    腎障害患者であれば効果の強い薬のうちザイザルは不可なので
    デザレックス、ビラノア、アレロックを選択することになりそうだ。
    ただしどれも用量調節を検討する必要がある。

    抗ヒスタミン薬にプラスしてレミッチ、人によってはセレスタミンで
    かゆみに対応することになる。あとレスタミンコーワクリームも。

    年が明けたらまたスギ花粉症の季節がやってくる。
    自分にベストの薬を見つけたいところだ。
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