ロカルトロール注とオキサロール注の違いを比較(ビタミンD製剤)
- 2017/12/15
- 23:55
どちらもビタミンD誘導体で維持透析下での
二次性副甲状腺機能亢進症に対して使用される注射剤である。
ロカルトロールは活性型ビタミンD製剤であり、
オキサロールは活性型ビタミンDの誘導体となる。
用法はロカルトロールが週3回まで、1回0.5μgから1.5μgで調節する。
intact-PTH値が150pg/mL以下に低下した場合には、減量又は休薬する。
オキサロールは週3回、1回2.5~20μgで調節する。
血清intact‐PTHが150pg/mL以下に低下した場合は投与を中止する。
オキサロール(マキサカルシトール)は、ロカルトロール(カルシトリオール)よりも
血清カルシウム濃度が上昇しにくいとされている。
現在はレグパラやパーサビブといった血清カルシウム濃度を下げつつ、
インタクトPTHを下げるカルシウム受容体作動薬が発売されているため
メインではなくサブとなりつつある。
レグパラやパーサビブでは過度にカルシウム濃度が低下しすぎることがあるため、
血清カルシウム濃度を上げるためにビタミンD製剤を併用する。
二次性副甲状腺機能亢進症に対して使用される注射剤である。
ロカルトロールは活性型ビタミンD製剤であり、
オキサロールは活性型ビタミンDの誘導体となる。
用法はロカルトロールが週3回まで、1回0.5μgから1.5μgで調節する。
intact-PTH値が150pg/mL以下に低下した場合には、減量又は休薬する。
オキサロールは週3回、1回2.5~20μgで調節する。
血清intact‐PTHが150pg/mL以下に低下した場合は投与を中止する。
オキサロール(マキサカルシトール)は、ロカルトロール(カルシトリオール)よりも
血清カルシウム濃度が上昇しにくいとされている。
現在はレグパラやパーサビブといった血清カルシウム濃度を下げつつ、
インタクトPTHを下げるカルシウム受容体作動薬が発売されているため
メインではなくサブとなりつつある。
レグパラやパーサビブでは過度にカルシウム濃度が低下しすぎることがあるため、
血清カルシウム濃度を上げるためにビタミンD製剤を併用する。
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