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    糖尿病指標であるHbA1cが偽低値を示す場合

    偽低値を示す場合として、出血、鉄欠乏性貧血の回復期、
    溶血性疾患や肝硬変(脾臓機能亢進)、エリスロポエチン投与中では
    古い赤血球が新しい赤血球に入れ替わるため、赤血球の寿命が短くなり、
    結果的にHbA1cが低値となる。

    数字だけ見れば糖尿病が改善したように見えて油断してしまうので
    上記のような合併症がある場合は数値を慎重に評価しなければならない。

    透析患者の場合、確実にエリスロポエチンを投与されているため
    偽低値となっている可能性は高い。
    更に血液透析によりダイアライザーを循環させている段階で
    どうしても溶血は発生してしまうのでより偽低値を助長させることにつながる。

    その一方で血糖値を下げるホルモンであるインスリンも
    腎臓糸球体で分解されるため腎不全患者のインスリンの効きは良い。
    健常人に比べて少量でもしっかり効くということになる。

    糖尿病性腎症が原疾患の場合は別として
    慢性腎臓病由来の透析患者は
    糖尿病リスクは低いような気もするがどうだろうか。

    HbA1cのほかにグルコアルブミンという検査値がある。
    HbA1cに比べてより鋭敏に反応するため、
    過去2週間程度の平均血糖値を予測できる指標となっている。
    HbA1cは1~2か月程度の平均血糖値。

    透析患者の場合はHbA1cの信用度は低いので
    グルコアルブミンでの評価が望ましいともいえるが
    ネフローゼにより低タンパク血症をきたしている場合は
    アルブミン自体が減少しているのでやはり正確な評価ができない恐れはある。
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