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    「神の馬」ラムタラが死亡 22歳

    もうそんな年だったのか、神の馬という名前にふさわしい強さだった。
    よい子孫を残すことができなかったのは残念だが
    天国で思いっきり走り回ってほしい、合掌。

    1995年の英国ダービーを、デビュー2戦目で制する快挙を演じ、“神の馬”と称されたラムタラが死んだことがわかった。ドバイの競走馬管理グループであるゴドルフィンのホームページで発表されている。22歳だった。

     2歳夏にデビュー勝ちした後、10カ月ぶりの実戦となった英ダービーを6番人気で優勝。キャリア1戦での英国ダービー制覇は史上3頭目、3歳初戦として制したのは史上初という快挙だった。続くキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドSも快勝。そして凱旋門賞でも並み居る実績馬を打ち破り、4戦無敗のまま引退した。

     デビュー時に管理していたアレックス・スコット調教師が、厩舎スタッフに銃殺されるショッキングなできごとがあり、サイード・ビン・スルール調教師のもとに転厩。その後にも肺の病気で命の危機に瀕するなど、レース以外でも話題性の多い馬だった。

     引退後は、英国で過ごした1年目の種付けシーズン終盤に、3000万ドルという破格の値段で日本の生産者団体が購買。社台グループが所有するサンデーサイレンスが猛威を振るう国内にあって、対抗する大物導入として大きな話題を集めた。

     しかし、種牡馬としての活躍は期待はずれといえるもので、中央の平地重賞を勝ったのはメイショウラムセス(富士S)だけ。母の父としてはヒルノダムール(天皇賞・春)を送り出しているものの、06年に輸入時の100分の1以下となる、わずか24万ドルで英国に買い戻され、余生を過ごしていた。

     2戦目以降、ラムタラを管理したスルール調教師は「非常に悲しい。彼は本当のチャンピオンで、私が管理した馬の中でも最高といえる一頭でした。彼のダービー、キングジョージ、凱旋門賞での勝利は特別なもので、後世まで傑出した存在として記憶されることでしょう」とその死を惜しむコメントを発表している。
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