投資信託値下がりで特別分配金の嵐が吹き荒れる - ヒーローウォーズ攻略投資透析情報局

    記事一覧

    投資信託値下がりで特別分配金の嵐が吹き荒れる

    おい、まじでふざけんな。
    ところで特別分配金について勉強してみよう。

    1.特別分配金は元本を切り崩して支払われる
    利益が出ていないのに分配金を出しているので仕方ない。
    出た分だけ元本が削られることになる。なので特別分配金は非課税となる。

    2.特別分配金は平等性を保つための仕組み
    投資信託の分配金はいつ購入しても同じ額支払われる。
    毎月型なら1日でも30日でも同じだ。
    これでは不平等感があるので配当のうち遅い人は基準価格が低くて
    特別分配金が多くなるという仕掛けだ。

    うーん、納得がいかん。長く持っていてもその間に値下がりすれば
    特別分配金が増えてしまうのだ。

    特別分配は元本の払い戻しでも、元本に対して支払った販売手数料や
    その間の運用経費(信託報酬)までは返還されない。
    特別分配が出ると、その分だけ投資家の個別元本と呼ぶ購入元本は減額する。
    特別分配は非課税のため、損益通算の対象外となる(普通分配は損益通算の対象)。
    結局のところ元本が減りつつも信託報酬だけは普通に取られているということ。

    更なる問題点として基準価額がいったん大幅下落すると特別分配が続きやすく、
    その後の回復局面での上昇効果を逃すことになってしまう。
    特別分配金に陥るとナンピンして平均価額を下げなければ脱出できない。

    対策としては分配金の扱いを自動再投資することだ。
    自動再投資した場合、支払い分配金を分配落ち後の基準価額で、
    一般に無手数料で再投資する。分配金再投資の際もいったん支払われた分配金を
    再投資する仕組みとなるので、普通分配金は課税後の分配金(現在は10%課税)が再投資に回り、
    特別分配金は非課税として再投資される。この時、個別元本に関しては、
    分配金を受け取らず自動再投資にしても、特別分配金が出た場合は、個別元本が特別分配金の額だけ減額するものの、
    分配金を再投資に充てた分だけ口数が増えるので、個別元本はファンドを一部買い増した場合と同様に、
    購入時の基準価額と購入口数で平均調整される。
    つまり、自動ナンピンさせるということだ。

    関連記事

    スポンサードリンク

    コメント

    コメントの投稿

    非公開コメント

    検索フォーム

    スポンサーリンク

    アクセスランキング

    [ジャンルランキング]
    株式・投資・マネー
    20位
    アクセスランキングを見る>>

    [サブジャンルランキング]
    株式
    17位
    アクセスランキングを見る>>