ソーシャルレンディングに注意

2016/02/06
19:31

ソーシャルレンディングは仲介会社が
投資家からお金を集めて貸し出しする。
利回りは5％程度と高い。

利回りから飛び付きたくなるが
リスクを考慮するべきだ。

出入金手数料が高い。
あまり出し入れはできない。

貸し倒れしても投資家には対応できない。
債権はあくまで仲介会社が持っているので
投資家にはなんの権利もない。

分配金は雑所得になる。総合課税はまずい。
株との損益通算もできない。

とリターンの割にハイリスクだと言える。
債券や投資信託は値下がりリスクはあるが
元本が全く返ってこないことはまずない。
出入金手数料も無料なことが多い。
雑所得は20万未満なら申告不要だが
株で確定申告してるなら申告しなければならない。
あくまで年末調整のみのサラリーマン限定だ。
なにより証券会社でも銀行でもない仲介会社に
多額の現金を預けるのに躊躇してしまう。

今のところ貸し倒れは起きていないようだが
借手はおそらく銀行やノンバンクで借りれなかった
層だ。なぜなら銀行やノンバンクより金利が
高いからだ。

借手の金利は10％にも及ぶと言われるが
定かではない。仲介会社の情報提供はほとんどないから
詳細が分からない。
銀行やノンバンクから金を借りれない層が
サブプライム層なのは間違いないだろう。
近年貸し倒れは必ず起きると予想する。
もしは起きているが
利子だけ渡してごまかしているかだ。

雑所得は利益は通算されるが損失は通算されない。
確実に総合課税されてしまう。

利回りに釣られず運用を行うことが大切だ。

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