金利引き下げでも動かぬ預金者、証券投資へハードル高 - ヒーローウォーズ攻略投資透析情報局

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    金利引き下げでも動かぬ預金者、証券投資へハードル高

    年始に起こった激しい株価下落を目の当たりにしていれば
    日本人の株式投資への意欲が薄れるのは当然。
    ライブドアショックなどを体験してきた身であれば不動の山となれるが
    慣れていなければ精神的なダメージは相当だろう。
    もともとゴミみたいな金利しかつかない定期預金だから多少下げたとしても
    預金から投資へのシフトは起こらない。

    日銀のマイナス金利導入は、銀行の預金金利の引き下げに波及し、
    銀行にお金を預けるメリットはさらに薄れることになった。
    しかし、超低金利にさらされ続けた日本人は、預金金利の低下を静観。

    高い運用益を求めてすぐさまキャッシュを証券投資にシフトさせる動きは見えず、
    貯蓄から投資に弾みがつくには時間がかかりそうだ。

    日銀のマイナス金利導入を受け、メガバンク3行は8日から一部の定期預金金利を引き下げた。
    例えば、みずほ銀行は2年の大口定期を0.01%幅引き下げて0.03%とし、
    1000万円を下回るスーパー定期と同じ金利にした。

    政府はアベノミクスの一環として、日本人の約890兆円の現預金を、
    産業の血液となる株式市場へと誘導する「貯蓄から投資」を後押ししたい考え。

    株式市場では、不動産関連の銘柄が買われたり、配当利回りのいい株式への買いは目立つものの、
    貯蓄から投資を裏付ける大きな潮流にはなっていない。

    非課税枠のある投資制度(NISA)の限度額を引き上げたり、
    その対象を4月から未成年者にも広げ、証券投資に導きやすい環境づくりを進めている。
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