インスリン10倍量投与で死亡例、そもそも単位って何よ?
- 2016/09/24
- 02:39
とある病院にて看護師が誤って10倍量のインスリンを投与する事故があり、
患者が死亡した。
通常0.5~0.7単位/kgあたりを1日量とするのが標準だ。
体重60kgであれば30~42単位ほど。
ところで単位とは何の単位なのだろうか。
国際連盟保険機構の標準化委員会で、インスリンの単位は、
“約 2 kg の 24 時間絶食ウサギの血糖を 3 時間以内に痙攣レベルにまで下げうる量”と定義した。
高血糖のウサギを標準に戻す量、とかではないのがなかなか興味深い。
基準が痙攣レベルになるまでとかちょっと狂気じみているな。
2kgで1単位なのだから体重60kgのヒトならば30単位が
24時間絶食のヒトの血糖を3時間以内に痙攣レベルにまで下げうる量、ということになる。
患者が死亡した。
通常0.5~0.7単位/kgあたりを1日量とするのが標準だ。
体重60kgであれば30~42単位ほど。
ところで単位とは何の単位なのだろうか。
国際連盟保険機構の標準化委員会で、インスリンの単位は、
“約 2 kg の 24 時間絶食ウサギの血糖を 3 時間以内に痙攣レベルにまで下げうる量”と定義した。
高血糖のウサギを標準に戻す量、とかではないのがなかなか興味深い。
基準が痙攣レベルになるまでとかちょっと狂気じみているな。
2kgで1単位なのだから体重60kgのヒトならば30単位が
24時間絶食のヒトの血糖を3時間以内に痙攣レベルにまで下げうる量、ということになる。
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