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    LVEF、左室駆出率の算出とその意義

    左室から1回の拍出によって何%の血液が出せるかの値。
    これが低いと左室の力が弱っていることを示す。

    正確な値は心臓カテーテルで測定するが大体の目安値は心エコーでも計算できる。

    左室拡張末期の左室容積は、正常成人で平均70ml/m2である。
    駆出率とは左室容積に対する駆出量の比で、
    1回の駆出によって心室容積の何%が駆出されるかを表す。
    正常成人では56~86%程度である。
    55%以下では駆出力低下とされる。

    LVEFが45%未満の心不全患者に対するβ遮断薬は、年齢や性別を問わず、
    死亡リスクや心不全による入院リスクをいずれも低下する効果があることが、
    11の無作為化比較試験を対象に行ったメタ解析の結果、明らかになった。

    β遮断薬の投与が心不全症状を改善し心機能を改善するのは、β遮断薬の長期効果に基 づくものであること、
    またそのメカニズムとして心拍数の低下や陰性変力作用による心筋酸素需要の抑制、
    拡張時間の延長による拡張機能の改善、交感神経・レニンの抑制による血管拡張、
    カテコラミンによる心筋傷害の抑制のほか、β受容体のup-regulationによる心機能の改善などが考えられた。

    β遮断薬は心不全を増悪させることも十分考えられるので初期用量はごく少量で
    1から2週間ごとに徐々に漸増させる必要がある。
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