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    胃と腸と血液のPH、分配係数との関連性

    胃は胃酸により酸性、それもかなりの強酸状態に置かれている。
    食事の有無によってもかなり変動するが
    空腹状態の胃のPHは1.5~2.0程度となっているようだ。
    食事内容にもよるが食後は4~5くらいになる模様。

    一方、腸液のPHは7.7前後のアルカリ性となっている。
    下痢でお尻が痛むのはアルカリ液が肛門粘膜を分解してしまうからだ。
    それプラス繰り返し下痢便を放出している物理的刺激もあるが。
    水酸化ナトリウムの粒を握ってると手の皮膚が溶けるアレと同じだ。
    腸液ならず胆汁など大体の体液がアルカリ性なのは
    胃液の強酸性を中和する目的もある。

    分配係数とはある物質が親水性なのか疎水性なのか、
    水に溶けやすいか、油に溶けやすいかを示す値。
    1より小さいと親水性、大きいと疎水性となる。
    通常は対数(Log)を取ってLogPとして表され、
    マイナスだと親水性、プラスだと疎水性になるように分かりやすくされている。

    分配係数は溶液のPHによっても変動が激しいことが知られているが
    おおよそPH3とPH7での値が示されることが多い。
    それぞれ胃液と腸液に近似した値とみなされるためである。

    ついでに血液のPHは7.35~7.45となる。
    おおよそPH7と近似して差し支えないだろう。

    脂溶性の高い物質は血液ではなく細胞内に長くとどまり、
    腎臓経由では排泄は困難であり、
    肝代謝中心となる。

    透析患者においては尿酸など老廃物が排出されずに蓄積するため、
    血液が酸性に傾くアシドーシスをきたしている。
    数日では問題とはならないが長期間透析ができないと
    PHは7を切る状態となり命の危険が迫ることになる。
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