ジギタリス中毒と低カリウム血症、高カルシウム血症
- 2017/10/24
- 16:42
ジギタリス製剤、ジゴキシンやハーフジゴキシンは
心筋のNa+/K+ATPaseというポンプの
機能を阻害することで効果が発揮される。
ナトリウムとカリウムの交換ポンプが
阻害されるとナトリウムイオンが細胞内に
蓄積し、カルシウムとの交換系が活性化され
ナトリウムが細胞外へカルシウムが
細胞内に入り、心筋収縮力が上がる。
低カリウム血症ではNa+/K+ATPaseにて
本来細胞内に入ってくるカリウムが減り、
同時に出ていくナトリウムイオンも減る。
Na+/K+ATPaseを阻害しても
ナトリウムが少ないのでカルシウムとの交換系も
うまく働かず、心筋収縮力はアップしないで
不整脈などの異常が起こる。
同じように高カルシウム血症においては
ナトリウムとカルシウムの交換系が
活性化されすぎてやはり不整脈などの
異常が起こりやすくなる。
低カリウム血症をもたらすのは
カリウム保持性以外の利尿薬、
副腎皮質ホルモン、グリチルリチン製剤。
高カルシウム血症をもたらすのはビタミンDや
カルシウム製剤。
ジゴキシンは分布容積が大きく透析でも
除去されないのでジギタリス中毒は非常に危険である。
心筋のNa+/K+ATPaseというポンプの
機能を阻害することで効果が発揮される。
ナトリウムとカリウムの交換ポンプが
阻害されるとナトリウムイオンが細胞内に
蓄積し、カルシウムとの交換系が活性化され
ナトリウムが細胞外へカルシウムが
細胞内に入り、心筋収縮力が上がる。
低カリウム血症ではNa+/K+ATPaseにて
本来細胞内に入ってくるカリウムが減り、
同時に出ていくナトリウムイオンも減る。
Na+/K+ATPaseを阻害しても
ナトリウムが少ないのでカルシウムとの交換系も
うまく働かず、心筋収縮力はアップしないで
不整脈などの異常が起こる。
同じように高カルシウム血症においては
ナトリウムとカルシウムの交換系が
活性化されすぎてやはり不整脈などの
異常が起こりやすくなる。
低カリウム血症をもたらすのは
カリウム保持性以外の利尿薬、
副腎皮質ホルモン、グリチルリチン製剤。
高カルシウム血症をもたらすのはビタミンDや
カルシウム製剤。
ジゴキシンは分布容積が大きく透析でも
除去されないのでジギタリス中毒は非常に危険である。
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