本物のししゃも（本シシャモ、カムイシシャモ）と偽ししゃもカペリンの違いを見極める

2017/12/04
16:22

めざまし土曜日テーマソングを歌うバンドの方ではない。
本当の魚の方。

スーパーにて子持ちシシャモのフライが販売されていた。
卵のプチプチがたまらん。
数の子とも違う独特の食感である。

食卓にお馴染みの子持ちシシャモであるが
大抵のものは代替品であることが知られている。

その名はカペリン、カラフトシシャモとか日本名で呼ばれているから
日本原産かと思いきやそうではなかった。
まあ既に樺太はロシア領であるが。

カラフトシシャモとしては偽シシャモとか言われて不本意だとは思う。

カラフトシシャモ（樺太柳葉魚、学名：Mallotus villosus）は、キュウリウオ目キュウリウオ科の海水魚。
英名はキャペリンまたはカペリン（capelin）。
日本では北海道のオホーツク海沿岸にて回遊しているのを捕獲されているようだ。

このカペリンが主流となってシシャモは本シシャモとして北海道の一部で
ごくわずかにしか販売されていない。

シシャモ（ししゃも、柳葉魚、Spirinchus lanceolatus）は北海道の漁獲エリアであっても
非常に高価であり、10匹1000円とからしい。
なんか安く感じるが所詮はシシャモサイズなのでそう考えると高い。
カラフトシシャモは10匹100～200円くらいである。

北海道勇払郡むかわ町の町魚である。なぜ北海道の太平洋沖にしか回遊しないのか、
詳しい生態は未だ謎のままである。

カラフトシシャモに比べ肉厚で大きく美味である。
糠漬け、珍味、漬物、フライのほか、現地では寿司ネタとしても重宝されているようだ。