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    キノの旅、優しい国の人々が臨終に際して望んだこと

    その国はこれまで旅人に対して不遜な
    態度を取ってきた。
    そのため旅人の間で悪評が立ち、
    旅人が寄り付かなくなっていた。

    そんな時一ヶ月後に火砕流によりその国が
    一夜にして滅びてしまうという予測が出た。
    国の民は国を捨てるか残って臨終を迎えるかの
    選択を迫られる。そして後者を選んだ。

    国の民はこれまでの自分達の愚行を恥じ
    最後に国のよい思い出を旅人に
    与えたいと考えることになった。

    そしてキノが訪れて最大限の
    もてなしを受ける。

    キノが国を離れたその夜予測通り火砕流が
    国を滅ぼした。

    キノが優しい国と呼ぶその国の
    記憶は永遠に残ることになった。

    人は臨終を知ったときに本質が
    姿を現すという。優しい国の人々の
    本質は優しいものだったのだろう。

    国一番の宿屋オーナーかつ案内人になりたいと
    望んだ少女。
    少女は滅びの時を知っていてなお、
    キノに夢を語った。
    その他の人たちも最大の笑顔でキノを送り出した。

    人が事前に自らの臨終の時を知り得ることは
    少ない。多くの者が自らの死期を
    知ることなく旅立っていくだろう。

    臨終の時を知ることができないからこそ、
    今この一瞬を精一杯生きるしかない。

    少女から託された種はいつか
    芽を出して人々の心を癒すはず。

    自分の生きた証を遺すことができるのは
    幸運なことである。

    死生観について考えさせられた。
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