tracp-5bとオステオカルシンによって破骨細胞と骨芽細胞の働きが分かる
- 2018/01/16
- 16:31
どちらも骨粗しょう症のバイオマーカーである。
骨の代謝は破骨細胞と骨芽細胞によって
調節されている。破骨細胞は骨吸収、
骨を溶かしてカルシウム濃度を上げ、
骨芽細胞は骨を形成する。
tracp-5bは骨吸収バイオマーカーで
破骨細胞が働きすぎると上昇する。
オステオカルシンは骨形成バイオマーカーで
骨芽細胞は活発に働くと上昇する。
すなわちtracp-5bが高すぎると
高回転骨(破骨細胞が強い)、
オステオカルシンが低すぎると
低回転骨(骨芽細胞は弱い)となる。
高回転骨には破骨細胞を抑える
ビスホスホネート系薬剤を
低回転骨には骨芽細胞を活発にする
フォルテオ注となる。
併せて副甲状腺ホルモンであるPTHの
値も測定することが多い。
骨の代謝は破骨細胞と骨芽細胞によって
調節されている。破骨細胞は骨吸収、
骨を溶かしてカルシウム濃度を上げ、
骨芽細胞は骨を形成する。
tracp-5bは骨吸収バイオマーカーで
破骨細胞が働きすぎると上昇する。
オステオカルシンは骨形成バイオマーカーで
骨芽細胞は活発に働くと上昇する。
すなわちtracp-5bが高すぎると
高回転骨(破骨細胞が強い)、
オステオカルシンが低すぎると
低回転骨(骨芽細胞は弱い)となる。
高回転骨には破骨細胞を抑える
ビスホスホネート系薬剤を
低回転骨には骨芽細胞を活発にする
フォルテオ注となる。
併せて副甲状腺ホルモンであるPTHの
値も測定することが多い。
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