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    乳酸アシドーシスとケトアシドーシスの違いを比較する、原因物質の違い

    TCAサイクル(クエン酸回路)はもっとも効率のいいエネルギー代謝方法である。

    嫌気的条件、100メートルダッシュ時などでは酸素なくエネルギーを生み出すため
    乳酸が蓄積する。乳酸は肝臓において糖新生によりグルコースに戻るが
    医薬品などによって糖新生が阻害されると乳酸が蓄積してしまう。
    その結果、血液PHが酸性に傾くのが乳酸アシドーシスである。
    肝障害、腎障害があるとやはり乳酸処理が悪くなり
    乳酸アシドーシスが起きやすくなる。

    通常糖質がもっとも効率のいいエネルギー源であるが
    インスリン分泌不足により解糖系が機能しなくなると代替エネルギー源として
    脂質を分解するβ酸化が活性化する。
    その結果、アセチルCoAはケトン体に変化し、ケトン体は酸性なので
    アシドーシスになってしまう。
    血糖値は高いがインスリンが不足しそれをエネルギーとして活用できない状態。

    どちらも代謝性アシドーシスに該当する。

    呼吸性アシドーシスは二酸化炭素蓄積によるアシドーシスである。

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