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    現物給付と現金給付の違いをGo to トラベルキャンペーンで分かりやすく説明する

    盛り上がってるGo to トラベルキャンペーンだが
    新型コロナウイルス新規感染者数が爆増している東京都は
    発着ともに除外されてしまうという悲劇。
    条件に合致して対象外となってしまった旅行代金、または宿泊代金の
    キャンセル手数料は客負担なしで旅行会社または宿泊事業者が一旦負担し、
    全額を国(日本国政府)が肩代わりするという発表が本日なされたところ。

    さて、現物給付と現金給付という言葉は聞いたことがあるだろうか。
    元々は医療現場での用語だが
    現物給付はなんらかの受給者証提示によって自己負担なく医療サービスが受けられるもの、
    現金給付はいったん窓口で患者が支払い、事後申請により費用を還元するというもの。
    現物給付の方が患者の立替分がなく負担が少ない一方、
    現金給付はクレカ払いなどによってポイントがゲットできるというメリットもある。
    全体的にみると現物給付の方がはるかに便利だ。
    (事後申請の手間>クレカ払いのポイントなど)

    ゴートゥートラベルキャンペーンにおいても現物給付と現金給付と似たような状況にある。
    政府の見切り発車が主因なのだが7月22日~8月31日までの間は
    事前申請ができないので事後申請(現金給付タイプ)で35%を取り戻すことになり、
    事業者で準備ができたところから順次事前申請(申請は事業者が代行するかも?)で
    申し込み時点で35%引きになる(現物給付タイプ)見込み。

    Go to travel キャンペーンにおいても事後申請は消費者が自ら
    申請手続きをしなければならず、立替も発生するので
    早めに事前申請になってほしいところ。
    まあ医療と同じくポイント還元のメリットはあるが。

    それにしても当初東京発着のキャンセル料負担はしないと明言していた
    国であるがわずか4日で撤回せざるを得ない状況になるとは
    なんともおそ松な結果である。
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