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    ポライトネス理論におけるポジティブフェイスとネガティブフェイスの違い

    ポライトネス理論とは人間関係を円滑にするための言語ストラテジーである。
    要するに会話においていかに相手を不快にさせず、よりよい関係を築けるかどうか。

    人はそれぞれ二面性を有している。

    ・ポジティブフェイス・・・他人から好かれたい、認められたい
    ・ネガティブフェイス・・・他者から押し付けられたくない、自由にしたい

    これは相対する相手によっても変化する相対的なものであり、
    個人差も存在する。

    それゆえにポライトネス理論としては「相手を見て自分の言動を変える」ことが求められる。
    誰にでも同じ態度というのは立派なことであるが、その態度が
    100人中99人を不快にさせるものであれば当然99人に嫌われる。

    【例:ポジティブ80、ネガティブ20】
    元気ないですね、体調どうですか?のように積極的に相手を気遣う表現を多用する。
    プライベートな部分にも触れたりしてより仲を深めやすい相手と言える。

    【例:ポジティブ20、ネガティブ80】
    申し訳ないですが、◎◎してもらえますか?のように相手にへりくだる表現を多用する。
    プライベートな部分に触れられることを嫌がる傾向が強い。
    どうしても必要な場合を除き関与するべきではない。

    例えば丁寧語を使わない会話、いわゆるため口、友達言葉を使う人間は
    ネガティブが強い相手ほど嫌われることになる。
    もっともポジティブが強い相手であっても積極的にため口を使うべきではない。
    タイミングをよく考慮するべきである。

    丁寧語を使われて不快になる人はほぼ存在しないが、
    ため口を使われて不快になる人は圧倒的に多いのが現実である。
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