亡国のイージス
- 2006/11/04
- 13:17
10月29日に日曜洋画劇場で放映していた亡国のイージスを録画で観ました。
初め30分間は主題が見えず、視聴中止しようかと思いましたが
そこから先、戦闘シーンからは面白くなっていきました。
テーマは「護衛艦幹部が日本政府に対し反乱を起す」ということでザ・ロックという
ハリウッド映画に類似している部分が多く見られます。
幹部が大量殺傷兵器を武器に大都市を人質にする、犯人内部で分裂する、政府が殺傷兵器ごと空爆で処理しようとする、空爆中止を主人公が手動的方法で伝える・・・などなど。
ただ、テーマがテーマだけに防衛庁からも要望でエンターテイメント性はザ・ロックに比べ
削られてしまっていると感じました。かなり死者がでて、流血シーンも多いです。
主役級キャラは腹部を豪快に撃たれてもかなり長い間生きているけど
2階から1階の甲板へ落ちて頭を打って即死する幹部もいたりしてちょっとカワイソウでした。
吉田栄作や谷原章介なんかも出てます。「ちょっと待って、神様」で宮崎あおいの
恋人役だった勝地涼も久しぶりに見ました。
一番の見所は主人公(真田広幸)が空爆中止を伝える手段が紅白の手旗信号で、それを衛星画像から
鑑別するというところ。衛星画像がおそろしいほどチープで笑ってしまいます。
前述のザ・ロックの発炎筒は感動したんだけどねえ。
感動のラストシーンが台無しという感もありますが、まあ御愛嬌ということで。
4325バンダイビジュアルからDVDも発売されているので、買ってください。
買うのは株券でもいいですよ。
- 関連記事
スポンサードリンク