コデインリン酸塩錠とジヒドロコデインリン酸塩散1%を比較してみる
- 2017/12/24
- 23:14
名前がすごく似ているのだが微妙に違うこの2つについて比較してみる。
まずはジヒドロコデインリン酸塩。散剤として流通している。
本剤は呼吸中枢を抑制し、また、反射作用によって起こる呼吸
運動に対しても抑制作用があり、コデインより強い鎮咳作用を
あらわす。また、モルヒネより弱いが、コデインより強い鎮痛
作用を有している。
本剤の呼吸抑制作用はコデイン同様モルヒネより弱い。
用量は通常成人1回1g(成分量として10mg)、1日3回。
ただし1回2g程度まで増量することあり。
効能効果は以下の通り。
〇各種呼吸器疾患における鎮咳・鎮静
〇疼痛時における鎮痛
〇激しい下痢症状の改善
続いてコデインリン酸塩(錠剤)。
本剤は化学構造上モルヒネと極めてよく似ているが、
その作用はモルヒネよりはるかに緩和で、鎮痛作用はモルヒネの約1/6、
精神機能鎮静作用は約1/4、睡眠作用も約1/4程度とされている。
これらに比較して咳嗽中枢に対する抑制作用が強く、主として鎮咳の目的に使用される。
用量は1回20mg(1錠)1日60mgが標準。
効能効果は以下の通り。
○各種呼吸器疾患における鎮咳・鎮静
○疼痛時における鎮痛
○激しい下痢症状の改善
以上より同量ならばジヒドロコデインの方がコデインよりも
鎮咳、鎮痛ともに強いと言える。
ただし標準では同量使用はしない。
まずはジヒドロコデインリン酸塩。散剤として流通している。
本剤は呼吸中枢を抑制し、また、反射作用によって起こる呼吸
運動に対しても抑制作用があり、コデインより強い鎮咳作用を
あらわす。また、モルヒネより弱いが、コデインより強い鎮痛
作用を有している。
本剤の呼吸抑制作用はコデイン同様モルヒネより弱い。
用量は通常成人1回1g(成分量として10mg)、1日3回。
ただし1回2g程度まで増量することあり。
効能効果は以下の通り。
〇各種呼吸器疾患における鎮咳・鎮静
〇疼痛時における鎮痛
〇激しい下痢症状の改善
続いてコデインリン酸塩(錠剤)。
本剤は化学構造上モルヒネと極めてよく似ているが、
その作用はモルヒネよりはるかに緩和で、鎮痛作用はモルヒネの約1/6、
精神機能鎮静作用は約1/4、睡眠作用も約1/4程度とされている。
これらに比較して咳嗽中枢に対する抑制作用が強く、主として鎮咳の目的に使用される。
用量は1回20mg(1錠)1日60mgが標準。
効能効果は以下の通り。
○各種呼吸器疾患における鎮咳・鎮静
○疼痛時における鎮痛
○激しい下痢症状の改善
以上より同量ならばジヒドロコデインの方がコデインよりも
鎮咳、鎮痛ともに強いと言える。
ただし標準では同量使用はしない。
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