セレクト―ルとOATP2B1阻害、果実ジュース対策。アレグラにテノーミンも。 - ヒーローウォーズ攻略投資透析情報局

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    セレクト―ルとOATP2B1阻害、果実ジュース対策。アレグラにテノーミンも。

    グレープフルーツジュースが肝臓代謝酵素CYP3A4を阻害することは
    割と広く知られている。カルシウム拮抗薬のほか、
    リピトールといった医薬品の血中濃度を高めるため併用を避けることと
    されている。

    近年、小腸に存在する有機アニオントランスポーター、OATP2B1の
    存在が明らかとなり、OATPの阻害実態も報告されている。

    グレープフルーツのほか、リンゴやオレンジといった果実ジュース全般に
    含まれる成分がOATPの機能を阻害することで
    血中濃度が低下するというもの。
    CYP3A4の場合とは逆の作用となる。

    アレグラ(フェキソフェナジン)、セレクト―ル、テノーミンが
    報告されているようだが今後増えそうではある。

    CYP3A4の阻害とは異なり、OATPの阻害は数時間で解消されるそうなので
    数時間の時間差を設けることで併用することは可能である。
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