パーサビブ使い始めて数か月の感想(PTH数値ほか)。レグパラで悩まされたのがウソのように
- 2017/10/25
- 22:07
PTH対策として服用していたレグパラであるが
強烈な吐き気、嘔吐で辛かった。
新薬パーサビブは注射剤である。
当初は嘔吐もレグパラと同様と言われていたが
実際に数か月使用してみて投与後に吐き気、嘔吐に
見舞われることはなくなった。
レグパラの場合、服用後2時間くらいで胃のむかつき、嘔吐が発現していた。
レグパラが胃を刺激するせいらしい。
パーサビブは静脈注射(正確にはシャント部分への返血時投与)なので
直接胃を刺激することはない。
肝心なPTHの値であるが劇的に改善した。
これはレグパラも適正量飲めていれば問題なかったのであろうが
実際には25mg/dayくらいしか飲めなかったのがある。
75mg/dayくらいが適正量だったはずだが75mg錠は受け付けなかった。
レグパラ25mg/dayでおよそ250pg/dlオーバーであったPTHは
パーサビブ投与(週2回)で60~90pg/dlと透析患者コントロール範囲内に収まるようになった。
更にPTH高値が悪影響をかなり与えていたであろう骨密度だが
YAM72%、骨粗しょう症ギリギリだった値は
78%と改善傾向がみられている。
もちろんまだ望ましい値ではないが回復傾向なのは喜ばしい。
今後もある程度までは回復することが期待される。
骨を強くするにはPTH管理も重要だが運動により骨に負荷を与える
ことも大事である。
血清カルシウム値についてはレグパラ服用時にはPTHコントロール不良で
ビタミンD製剤(注射、内服)を併用していたが
PTHが良好になったためかビタミンDが過剰になり一時期高値を示した。
その後はビタミンD製剤を減量することで正常範囲内になっている。
パーサビブ単独ではレグパラと同じく血清カルシウム濃度を低下させ、
低カルシウム血症を引き起こすことが副作用として知られている。
血清リン値についてはPTHというより食事由来が大きなウエイトを
占めているので食生活の安定、リン除去薬の適正服用にて
正常範囲に収めることができる。
以上より現状としては最高の評価を与えたいパーサビブである。
なにより内服薬の数が多い透析患者としては
内服薬の数を減らせるのはありがたい。
まあその分透析施設スタッフの手技、手間が増えているのは
申し訳ないところではある。
病院としても確実にはける医薬品購入で多少なりとも薬価差益が
得られているのではないだろうか。
強烈な吐き気、嘔吐で辛かった。
新薬パーサビブは注射剤である。
当初は嘔吐もレグパラと同様と言われていたが
実際に数か月使用してみて投与後に吐き気、嘔吐に
見舞われることはなくなった。
レグパラの場合、服用後2時間くらいで胃のむかつき、嘔吐が発現していた。
レグパラが胃を刺激するせいらしい。
パーサビブは静脈注射(正確にはシャント部分への返血時投与)なので
直接胃を刺激することはない。
肝心なPTHの値であるが劇的に改善した。
これはレグパラも適正量飲めていれば問題なかったのであろうが
実際には25mg/dayくらいしか飲めなかったのがある。
75mg/dayくらいが適正量だったはずだが75mg錠は受け付けなかった。
レグパラ25mg/dayでおよそ250pg/dlオーバーであったPTHは
パーサビブ投与(週2回)で60~90pg/dlと透析患者コントロール範囲内に収まるようになった。
更にPTH高値が悪影響をかなり与えていたであろう骨密度だが
YAM72%、骨粗しょう症ギリギリだった値は
78%と改善傾向がみられている。
もちろんまだ望ましい値ではないが回復傾向なのは喜ばしい。
今後もある程度までは回復することが期待される。
骨を強くするにはPTH管理も重要だが運動により骨に負荷を与える
ことも大事である。
血清カルシウム値についてはレグパラ服用時にはPTHコントロール不良で
ビタミンD製剤(注射、内服)を併用していたが
PTHが良好になったためかビタミンDが過剰になり一時期高値を示した。
その後はビタミンD製剤を減量することで正常範囲内になっている。
パーサビブ単独ではレグパラと同じく血清カルシウム濃度を低下させ、
低カルシウム血症を引き起こすことが副作用として知られている。
血清リン値についてはPTHというより食事由来が大きなウエイトを
占めているので食生活の安定、リン除去薬の適正服用にて
正常範囲に収めることができる。
以上より現状としては最高の評価を与えたいパーサビブである。
なにより内服薬の数が多い透析患者としては
内服薬の数を減らせるのはありがたい。
まあその分透析施設スタッフの手技、手間が増えているのは
申し訳ないところではある。
病院としても確実にはける医薬品購入で多少なりとも薬価差益が
得られているのではないだろうか。
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