関節リウマチの指標となるMMP-3(マトリックスメタロプロテアーゼー3)とは?CH50との比較 - ヒーローウォーズ攻略投資透析情報局

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    関節リウマチの指標となるMMP-3(マトリックスメタロプロテアーゼー3)とは?CH50との比較

    MMP-3は軟骨細胞や滑膜細胞、繊維芽細胞から分泌されるタンパク分解酵素であり、
    MMP-3が高いことは軟骨破壊が進行していると考えることが出来る。
    メトトレキサートのような強く滑膜増殖を抑制する薬は
    MMP-3を低下させる。
    一方ステロイドはMMP-3を上昇される。

    MMP-3は変形性関節症(OA)や外傷性関節炎(TA)、痛風などでは一般に高値を示さないので
    鑑別に有用である。

    CH50は血清補体価という。補体は血清中に存在する因子で感染時に抗体とともに
    抗体防御、炎症に関与する物質である。
    著しい肝障害では補体価が低下する。
    慢性リウマチでは一般的に上昇をきたす。

    CRP(C反応性タンパク)や血沈(赤血球沈下速度)と併せて
    関節リウマチの進行、医薬品の効果評価に用いる。

    リウマチの診断基準は以下の通り。

    ①症状がある関節の数
    ②リウマトイド因子(RF)または抗CCP抗体
    ③CRPまたは赤沈
    ④症状が続いている期間

    をスコア化して6点以上ならば関節リウマチとする。

    関節リウマチでは活動期に一致して貧血がみられ、
    赤血球数やヘモグロビン値が低下し、白血球や血小板は増加する。
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