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麻薬もトラマドールもオピオイド受容体に作用するのは変わらないのだが
麻薬は完全作動薬なのに対して
トラマドールは部分作動薬であるというところが違う。

部分作動薬は天井効果（常用量以上に投与量を増やしても鎮痛効果が頭打ちになること）がみられるので、
大量投与時の副作用において精神依存や呼吸抑制が起きにくいようだ。

部分作動薬にはβ阻害薬（心拍数と血圧を抑える薬）、統合失調症のアリピプラゾール
（ドパミンの過剰発現を抑えつつ、錐体外路障害も予防する）なんかが有名だ。

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